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【企業価値評価】「のれん」ってなあに?

まーこ

ねえ、まーくん。

よく会社や事業の価値はいくらっていう時に、「のれん」て言葉がよく出てくるんだけれども、これって何の意味?

お、鋭いところついてきたね!

のれんって本当に分かりにくいよね。

日常会話では「のれん分け」っていう言葉で使うぐらいなのかな。

超簡単に言うとね、会社や事業の上乗せの価値っていうことなんだよ。

これはちょっと分かりにくいから、具体的な話に置き換えて説明するね。

まーくん

うーんそうだなぁ、、、まーこは女の子だからこうしようか。

牛乳石鹸(笑)

牛乳石鹸だったらどこの薬局でも売ってるよね。

まーこ

さすがに牛乳石鹸はどこでも売ってるよね(笑)

定番中の定番だから(笑)

まーくん

だからそれで行こう!

石鹸、一つあたりいくらぐらいなのかなあ・・・

まあいいや、100 gで100円にしようか。

これと同じものが、そうだなー・・・ロクシタンしようか。

ロクシタンだったらいくらだろう?

まーこ

ちょっとネットで調べてみたよ。

公式サイトで、えーっと、、、800円だね。

結構高いね(笑)

まーくん

このロクシタンの石鹸とさっき入った薬局で売っている石鹸が、全く同じ品質で作られていたとしたら何が違うんだろう?

まーこ

そりゃあ、ロクシタンて有名なブランドだからね。

多少高くても買う人いっぱいいるわよ。

ロクシタンっていうブランド名もそうだけど、なんとなくのイメージっていうのもいうのもあるよね。

おフランスの会社の商品だもの、オホホホ。

それにデパート行って、ロクシタンのブースに行くだけでテンションあがるわよね。

まーくん

まーこ、それがのれんってやつなんだよ。

どれも目に見えないものだけれども、そこにみんな別の価値を見出してるから買うわけでしょう?

ロクシタンの石鹸と薬局で売っている石鹸の価値の差が、ざくって言ってしまうとのれんなんだよ。

まーくん

のれんの特徴の一つは、人によって価値が変わるってことなんだよ。

ある人は「ロクシタンの石鹸はやっぱり高いわ。500円だったら買うのにな。」ていうかもしれないよね。

逆に、「ロクシタンの石鹸はお金には代えられないわ。けどそうは言ってもいくらでもいいっていうわけじゃないから、そうね、、、高くても1000円ぐらいだったらいいかな。」ていう人もいるかもしれない。

このように上乗せの価値っていうのは主観的に変わってくるわけだよ。

まーくん

これを M & A に置き換えると、買い手が売り手をいくらで評価するかっていう部分の差になって現れてくるわけなんだよ。

買い手がM&Aを行うのはそこにシナジーを見いだすからだよね。

シナジーをどう考えるのかっていうのは買い手によって違うでしょ。

例えば、同業他社だったら規模拡大っていうシナジーがあるし、異業種の会社だったら新たな顧客層を取り入れることができるっていうメリットが考えられるよね。

そのシナジーの価値というのが、まあ一言でいうと、のれんっていうことなんだよ。

ちょっと分かりやすくするために端折っているところがあるけどそこは許してね。

まーこ

なるほどね。

わかりやすい例えだね!

ありがとう!

確かにM&Aで売買する価格って分かりにくいよね。

その原因の一つが、この「のれん」っていう存在なんだね。

買い手の捉え方次第で「のれん」の価値が変わるんだから、そりゃー買い手によって価値が変わるわけだわ。

まーくん

そうなんだよ。

ここが M & A の難しいところでもあるし、面白いところでもあるんだ。

だから価格交渉をがっつりやるケースもあったりするしね。

そして、売り手の立場から考えると、この「のれん」の価値を高く評価してくれるような相手を探すことが売却戦略の一つっていうことになるね。

まーくん

ちなみに、今「のれん」っていうのは主観的なものって言ったけれども、ある程度客観的に算定するような方法があるんだ。

それについては別のところでお話ししよう。

話が長くなるから(笑)

まーこ

えー、なんか残念。

それが本題のような気がする。

ちょっともったいぶっちゃって(笑)

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