そう思うのは当然だよね。
実はこの質問って、売り手・買い手からだけではなく、M&A専門家自体も悩んでいるところでもあるんだ。
ん?
それってなんか変な感じがする笑
自分がサービスすることを、いくらか自分でわからないの?
これって簡単そうで、実はすごく難しいんだよね。
M&A専門家のサポートは、サービス業の1つだよね。
つまり目に見えないものをお客さんに提供するっていうこと。
そうだね、、、例えば家庭教師を考えてみようか。
家庭教師の相場ってどれくらいかわかるよね?
誰に教えてもらうかとか、教える年齢とかによって変わるけど、1時間あたりいくらっていうのあるよね。
あ、そういえば、最近ネットの広告を見ていると、「うちは完全成功報酬です ((^o^)/) 」っていうような宣伝よく見るような気がする…。
そうだね。
確かに最近よく見かけるよね。
ただそれが、お客さんにとって本当に良いかどうかっていうのは時と場合によるんだよ。
これはちょっと別のところで話をするね。
・・・話を戻すと、家庭教師の場合と違って、M&A専門家の報酬を考える上で一番困っちゃうのは、価格表がないからなんだよ。
お寿司屋さんに行ったら、ウニとか大トロとか高そうなネタが「時価」とか書いてるやつみたいだね。
あれって、頼むのが超怖いんだけど(笑)
あはは、まぁいいや。
あんな感じだよ。
じゃぁ、どうだったらまーこは安心する?
そうね・・・。
大体でもいいから、これくらいっていう相場がわかれば、あーこんなもんねっていうことが事前にわかるから安心だよね。
そうだよね。
ただそれがないから、みんな困ってるんだ。
じゃあどうすればいいの?
こうじゃなきゃいけないっていう決まりはないので、一概には言えないけど、こんなやり方がいいと思うよ。
1つ目: ネット検索して、なんとなく相場観をつかむ
これが一番真っ当な気がするね。
今はネットでいろんな情報が出てるから、「うちの報酬はいくらです」ってネットに買いてある業者も結構あるんだよ。
なるほどね。
それだったら客観的だね。
いくつか例を示したら、納得してもらえる可能性はあるよね。
一番手っ取り早そうだし。
2つ目: ベテランのM&A専門家(=第三者)からアドバイスをもらう
自分の意見をお客さんにそのままぶつけると、なんとなく信用できないっていうところ、あるかもしれないじゃない。
それを第三者がこれぐらいが適当だよっていうことをメッセージとしてお客さんに伝えると、納得感が高まるでしょ?
確かに、そうだね。
自分で主張するより、第三者がこう言っているからって言ったら、なんとなく安心感を感じるわ。
そこで、もう少し言うと、その第三者がベテランのM&A専門家だともっと信憑性が高いよね。
そういったサービスは実はあって、「セカンドオピニオン」て言うんだ。
これについては、別の機会に話すことにするね。
3つ目、ちょっと馬鹿みたいな話で申し訳ないけど・・・
お互いにぶっちゃけ気持ちをぶつける
あはは、すごく素人っぽい回答でなんか笑っちゃう。
ごめんね。
けどね、これが後で一番揉めないやり方ともいえるんだよ。
1つ目、2つ目は、M&A専門家からの一方的な提案でしょ?
これは、売り手・買い手の心のうちをしっかりと受け止めるわけ。
あと、双方の懐具合も赤裸々に話をする。
M&A専門家の方も、ビジネスだからどこまでだったら受けることができるっていうのがあるからね。
そして、お互い納得してから、きちんと合意をして、プロセスを進めていくって言うこと。
そうすれば、お互いフェアでしょ?
確か、そう言われるとそうね。
モノを売り買いするわけじゃなく、人vs人のビジネスだから、お互い気持ちよく協働をしていきたいもんね。
ありがとう!
なんとなくすっきりした気がする。
早速知り合いの先生にちょっと聞いてみようっと。
M&Aに興味があるのは山々なんだけど…
やっぱりいくらM&A専門家に払わなきゃいけないっていうのが気になるよね。