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【検証してみた】M&Aマッチングサイトって「早い」? 

まーこ

ねぇねぇ、またM&Aのマッチングサイトの話をしていい?

M&Aって結構時間かかるって言うじゃん。

だけど、こういう話を聞いたりするよ。

M&Aマッチングサイトを使うと、早くクロージングすることができるんだよ。」って。

それって本当?

まーくん

そうだね。

確かにそれがマッチングサイトの長所の一つでもあるからんね。

じゃあ、なぜM&Aマッチングサイトを使うと、早くクロージングすることができるのか教えてあげるね。

ところでさぁ、恋愛でちゃんとお付き合いしましょうっていうところまでいくまで、普通だったら結構時間がかかったりするもんだよね。

まーこ

うーん、人によったりするけど(笑)

まぁ、普通はそうだよね

それがどうしたの?

まーくん

最近聞いたことない?

ネットを通じて恋人や結婚相手を探すっていうサービス。

まーこ

あー、あるある。

私の友達も今それを使って付き合ってるよ。

ホニャララっていうサイト。

有名だから、まーくんも知ってるでしょ?

要はそれと同じってことをいいたいわけでしょ?

ネットだと、会わなくても、とりあえずいろいろコミュニケーションができるしね。

それもいろんな相手と。

変な意味じゃなくてね(笑)

まーくん

そのとおり。

M&Aマッチングサイトも似たようなものさ。

しかし、会社はそうはいかない。

会社はもっと大変なんだよ。

で、人間だったら恋愛相手を求めるのって、別に普通でしょ? 

特に若い人だったら、はずかしいことでもなんでもない。

経営者って実は会社を売りたいって思っていても、周りの人に「会社を売りたいんだよね・・・」なんてこと、普通は言わない、言えないじゃん。

けど、M&Aマッチングサイトを使うと、売りたいって言う会社の基本的な情報を、自分の正体を明かさずに、みんなに見てもらうことができる

これをもし、リアルでやろうとすると、M&A専門家に相手探しをお願いしなきゃいけないじゃない。

そして、M&A専門家は、一社一社アプローチしていくっていう感じになる。

それがM&Aマッチングサイトだと、情報を拡散することができるってこと。

だから、素早くいろいろな買い手候補を網にかけることができるって言う事さ。

まーこ

うーん、そう言われると、どうしてもネットと比べると、リアルは手間がかかってなんか面倒臭いって感じがするわ(笑)

まーくん

もう一つあるんだよ。

それはね、マッチング以外の作業や手続きについてサポートしてくれるサイトもあるってこと。それがスピードをあげる助けになる。

まーこ

へー、そうなんだー。

マッチングサイトって言うから、マッチングだけやってくれるのかなと思ったけど違うんだ。

まーくん

うん。

まぁ、これはサイトによってあったりなかったりするし、あったとしても内容は異なるけどね。

大きく分けると2つあるかな。

1つ目は、M&Aで利用される契約書の雛形といった便利なツールがサイトの中で提供されてるってことだね。

まーこ

それって超助かるじゃん。

契約書とか、M&Aに消極的になる理由の1つとかなって思うのよね。

なんとなく、すっごく難しそうで、すっごく面倒くさそうな気がするから。

けど、何かテンプレートみたいなのがあるとすごく助かるわ。

まーくん

その通りだよね。

ちなみに、ぶっちゃけ言うと、ネットで検索すると使えそうな雛形って結構転がっているもんなんだよ。

しかしね、どこまでまともなものかどうかっていうのはわかんないわけ。

M&Aってすごく重要な取引でしょ?

それに得体の知れない(笑)雛形を使うってすごく危ない気がしない?

まーこ

あはは(笑)、確かに。

普段ネットで検索した情報を使ったりしている人がいるから、注意しないとだね。

M&Aマッチングサイトが提供する雛形だったら、そこいらに転がっている(笑)雛形と違うから安心ってことね?

まーくん

そういうこと。

2つ目は、M&A専門家のリストが開示されていることがあるということ。

まーこ

え、そうなの?

M&AマッチングサイトってM&Aの売り情報や買いニーズが出ているだけじゃないの?

まーくん

うん。

サイトによってケースバイケースだけど、こんなM&A専門家がいますよっていうリストを開示しているところもあるんだ。

そうだとすると、売り手・買い手はM&A専門家をそこからチョイスすることできるわけだよ。

まーこ

えー!

何かご指名するって感じ?

それとも美人投票(笑)

なんか面白いね、それ。

まーくん

まぁそんな感じだね(笑)

けどね、まぁ、M&A専門家もそれはありがたいことなんだよ。

なぜなら、自分で営業しなくてもいいわけだから。

まーこ

なるほどね。

それまた効率的なシステムだね。

だけど、それって、人気のあるM&A専門家とそうでない人に2極化しそうな気がするなぁ。

まーくん

そうだろうね。

情報がオープンになると、公平な競争が待っているってことだよ。

けれど、それが中小企業のM&A市場がどんどん適切に発展していくために必要なんだと思うよ。

まーこ

はい、先生!

最後はビシッと閉めてくれましたね!

まーくん

ところでね、今話したことをちょっぴり否定するような感じなんだけれども、M&Aマッチングサイト自体じゃなくて、別の要素が「早さ」に関係してくるんだ。

まーこ、さっきなんて言ったっけ。

M&Aマッチングサイトの役割は・・・?

まーこ

マッチングを行うこと!!!

違うの?

まーくん

ううん、間違ってないよ。

その逆をいうと、マッチング以外のプロセスはサービスの外側ってうことでしょ?

だから、クロージングにどれだけ早くもっていけるかどうかっていうのは、当然他のプロセスのスピードも考えなきゃいけないっていうことだよ。

まーこ

あ、そっか。

言われてみれば、そりゃそうだ。

うーんと、マッチング以外のプロセスって言うと…

デューデリジェンスとか、バリエーションとか、、、いろいろ交渉もしなきゃいけないよね…

まーくん

うん、そうだね。

いろいろあるよね。

そういったプロセスは、ネットを使ってどうこうっていうよりも、人 vs 人って言う形で、お互い顔を見ながら膝詰めで進めていくわけなんだよ。

だから、そういうプロセスのスピードっていうのは、売り手・買い手の心のうちっていうものが関係してくるわけ。

まーこ、どう思う?

売り手が今お金なくて困ってたら。

早くクローズさせたい?

それともゆっくりでもいい?

まーこ

簡単じゃん。回答する必要ないよ(笑)

まーくん

じゃあ、これはどう?

すごーく人気の売り案件に直面した買い手。

めちゃくちゃアグレッシブな買い手。

まーこ

これも簡単。

とっとと自分のものにしてしまいたいわけだよね。

まーくん

その通り。

というように、売り手・買い手それぞれの思惑が交錯するわけだよ。

そこで、例えば、お互いの気持ちが「とっとと早く進めましょう。」という感じで足並みが揃ったら、クロージングまで早くなるってことさ。

まーこ

へぇー。

なるほど!

じゃぁ、こういうことね。

せっかちな人はM&Aマッチングサイトを使うべし (`_´)ゞ

いろいろ案件を探すときに、さくっと買えそうな案件を案件に手をあげるべし (`_´)ゞ

まーくん

ハハハ(笑)

まぁ、理屈はそうかもしれないけどね。

人間だったらいっぱいいるけど、会社って人間ほどいっぱいいないじゃない。

人間の恋愛じゃないから、会社の恋愛はそれほどごろごろ転がっているわけじゃないからね(笑)

まーこ

そりゃそうだ(笑)

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