これでいいんです(笑)
これ以上、読みやすいものはないってくらい簡単にしたんだよ。
だってそう思わない?
わからないものをいくら読んでもわからないってことさ。
あるいは分かろうとするとすごく長い時間が余計にかかってしまう。
もっと言うと、人間は忘れる動物だからね。
あー、それ聞いたことがある。
ナントカとかの法則とかいうやつでしょ?
ビンゴ!
正しくは、「エビングハウスの忘却曲線」ね。
表を見たほうが早いから、下の表を見てくれる?
これは、時の経過とともに人間の記憶がどのように変化していくかを示したものなんだよ。
結構衝撃的だと思わない?
うーんと。。。
「1時間後に覚えた内容の56%を忘れる…」
「1日後:覚えた内容の74%を忘れる…」
「1週間後:覚えた内容の77%を忘れる…」
「1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる…」
こんなにすぐ忘れちゃうんだ。。。
なんか、ショックー。
あはは(笑)
これって、別にネジが一本外れているわけではないんだよ。
そもそも人間の脳っていうのは、構造的に忘れるようになっているらしいんだよ。
で、ただでさえ、”人間という動物”はとっても忘れっぽいわけでしょ?
それが、日頃ほとんど見たり聞いたりすることのない、M&Aって言うものの用語やテクニックやコツなどを聞いても、すぐ忘れちゃったら意味がないじゃない。
だから、エビングハウス博士が指摘しているんだけど、忘れないようにするためには、何度も何度も読んだりする必要があるってこと!
確かに。
当たり前っていえば当たり前だよね。
やさしい内容だと、何度もサクッと読めちゃうから、すぐに身につけることができるってわけね!
あと、中小企業の経営者って忙しいから、ごちゃごちゃした難しそうな文章をいちいち読んでられないもんね(笑)
ついでに、その後のステージについても話しておこうか。
次のステージは二つの道があるんだ。
なになに??
一つ目は、自分自身がM&Aマニアになるという道。
例えば、このサイトでいうと、M&A道場のところを読んだり、会員になってもっと深い内容を学んでいったらいったらいいわけ。
うんうん。
M&Aをどんどんこなして行きたい人とかはその方がいいかもね。
ちなみに、M&A道場もある程度わかりやすく書かれているよね!
そうだね。
そして二つ目は、M&A専門家にサポートしてもらうっていう道。
別に背伸びする必要はないっていうこと。
そのためにM&A専門家がいるわけだから!
餅屋は餅屋ってことね!
そう。
経営者は別のところに時間を使って、M&Aの細かい部分はM&A専門家に任せるっていうやり方だね。
個人的にはこっちの方がいいのかなっていう気がする。
なぜなら、例えば、売り手が本格的にM&Aの検討を進める場合、具体的にM&Aプロセスに入る前に、自社の分析を行ったりする必要があります。
そういうリソースを取っておくために、M&A専門家に任せれるところを任せたらいいと思うんだよね。
で、そういった初期的なタイミングから二人三脚で歩を進めていくってこと。
ここでM&A寺子屋で学んだことのベースがあると、M&A専門家とある程度同じ言語でちゃんとしたコミュニケーションができるよね?
その場合、二人三脚の足並みは揃っているから、検討や作業のスピードを早くすることに繋がるわけだよ。
なーるほど!
よくわかったわ。
最後のほうは、質問の内容をオーバーしてしまうようなところまで教えてくれてどうもありがとうございます、先生(笑)
ねえ、まーくん。
M&A寺子屋の文章、思ったよりも柔らかい内容なんだけど、本当にこれでいいの?
とても読みやすいのは、ありがたいんだけど・・・。